高齢者の足の裏のしびれの原因には、坐骨神経痛、頭蓋内疾患、糖尿病性末梢神経障害、脊髄疾患などがある。 1.坐骨神経痛 腰椎椎間板ヘルニア、腰部脊柱管狭窄症、仙腸関節症など。 坐骨神経圧迫による足の裏のしびれ症状で発症する。 腰椎CTやMRIで診断を確定する。 2.頭蓋内疾患。 脳出血、脳梗塞、頭蓋内悪性腫瘍など。 脳細胞障害の発症時には、足の裏のしびれ、しばしば不明瞭な発語、口や目の傾き、手足のしびれなどを伴う。 診断は頭部CTやMRIで確認できる。 3.糖尿病性末梢神経障害。 主に血糖値が上昇し、末梢神経が障害されることで発症する。 発症時に足の裏のしびれなどの症状が現れる。 診断は空腹時血糖、神経電気生理学的検査などで確定する。 4.脊髄疾患。 脊髄空洞症や脊髄外傷などがある。 発症後、損傷部位の下方に運動機能障害、感覚機能障害、自律神経機能障害などが生じ、足の裏のしびれなどを感じることがある。 高齢者で足の裏のしびれがある場合は、早めに病院の外来を受診し、原因をはっきりさせることをお勧めします。