ECMOとは

体外式膜肺酸素療法(ECMO)は体外式生命維持装置とも呼ばれ,強力な心肺補助能力を有し,重篤な心肺機能障害の回復に十分な緩衝時間を与えることができる。 ECMOは全身の酸素供給と血行動態の定常化、肺機能と心機能の回復に努め、重症患者の救命と治療に重要な役割を果たしている。 心肺機能の体外機械的補助技術として、ECMOは重症呼吸器疾患、乳幼児の重症疾患、心肺蘇生、臓器移植、さらには新型コロナウイルス肺炎の重症患者の治療において、かけがえのない役割を果たしている。 しかし、リスクの高い手術手技であるECMOは、実施中に大血管断裂、出血、血管血栓症、心室血栓症、感染症、ショックなどの致命的な合併症を起こしやすい。 これらの合併症に適切に対処しながら、適応と禁忌を把握し、専門的なチームと手術によって合併症を最小限に抑える、あるいは予防することが必要である。 [注:本記事中の「ネオコロナウイルス肺炎」および「新型コロナウイルス肺炎」は、2022年12月26日、国家衛生委員会の発表により「新型コロナウイルス感染症」に改称された。