杜仲の実の効能と用途

杜仲の種子は薬草ではないので、特別な効能や目的がない限り使用すべきではない。 杜仲の種子は、杜仲科の植物の成熟果実を乾燥したもので、杜仲の木の漢方薬として使用できる部分は、乾燥した樹皮と乾燥した葉であり、杜仲(乾燥樹皮)、杜仲葉(乾燥葉)と記録されているが、杜仲の種子は漢方薬ではなく、薬効はなく、特別な効能・用途もない。 杜仲と杜仲葉は肝経、腎経に入り、肝腎を補い、腱骨を強壮する作用があり、肝腎の機能不全による腰痛、膝痛、めまい、腱骨の無力などを改善するのが得意である。また、杜仲には胎児を落ち着かせる作用があり、胎児の不穏や習慣性流産に効果がある。 杜仲皮と蛇皮・人参根との併用は避ける。 陰虚火亢(体内の陰精が不足し、火が亢進している)の患者は、杜仲皮の服用に注意する。 患者が杜仲の種子を病気の治療に使用することは禁じられており、漢方薬を使用する必要がある場合は、専門の医師の指導を受けなければならない。