洞性徐脈st上昇は、冠動脈疾患、心筋炎、その他の病因の有無から、疾患の重症度を考慮する必要がある。 洞性徐脈は1分間に60拍未満の洞調律である。 一般的に、心拍数が50回/分以上60回/分未満で、患者の精神状態が良好で、頭がはっきりしており、さらに呼吸数、心拍リズム、血圧などのバイタルサインが基本的に正常であれば、この時、洞性徐脈はあまり問題がない。 洞性徐脈でst-segmentの上昇、特にst-segmentのbow back upward elevationがある場合は、心筋梗塞が起こっている可能性があるが、梗塞部位とst-segmentの上昇の時間によって、その梗塞の程度の重症度が判断される。 非特異的なst-segment上昇の場合、特別な治療は必要ないが、定期的な経過観察が必要である。 胸痛が持続的かつ頻回に出現する患者では、その原因をさらに明らかにする必要がある。 洞性徐脈のst上昇は、狭心症、呼吸困難などの臨床症状、心筋梗塞の有無、ミオグロビン上昇などの心筋酵素プロファイリングによって、冠動脈疾患、心筋炎、その他の疾患が原因と考えられ、必要に応じて心エコー検査や冠動脈造影検査によってさらに明らかにすることができる。 ST上昇を伴う洞性徐脈は、重篤な場合とそうでない場合があり、患者の状態に応じて評価する必要がある。 心電図で洞性徐脈のST上昇を認めた場合は、医師に相談し、速やかに対処する。