サル痘とは?

サル痘ウイルスは、ポックスウイルス科ポックスウイルス亜科ポックスウイルス属に属し、サル痘ウイルスのほか、天然痘ウイルス、牛痘ウイルス、天然痘ワクチンの原料となるポックスウイルスなどが含まれる。 サル痘ウイルスの主な自然宿主は熱帯雨林に生息するサルやリスであり、感染したげっ歯類などの哺乳類がリザーバー宿主となる。 ヒトも感染する可能性があり、1970年にサル痘ウイルスによる最初のヒト感染例が発見されて以来、現在に至るまでサル痘ウイルスによるヒト感染例が後を絶たない。 ホルムアルデヒド、エタノール、ドデシル硫酸ナトリウム、フェノール、クロロホルムでウイルスを不活化できることが研究で示されている。サル痘ウイルスは56℃で20分間不活化でき、4℃で6ヵ月間生存し、低温乾燥条件下でも安定である。 現在、サル痘ウイルス感染に対する特異的な治療法はなく、野生動物との接触はできるだけ避ける必要がある。 発熱や発疹などの症状がある場合は、適時受診することが勧められる。