甲状腺機能亢進症になると、代謝亢進と交感神経の興奮状態が現れ、その結果、栄養素の過剰摂取、吸収不良などが起こり、貧血になりやすくなる。 甲状腺機能亢進症では甲状腺ホルモンの濃度が高いため、代謝亢進と交感神経の興奮状態になる。 ビタミンB12、葉酸、タンパク質、鉄などの栄養素が大量に消費され、赤血球やヘモグロビンを産生するための栄養素が不足すると貧血になる。 また、甲状腺機能亢進症の患者は、胃腸の蠕動運動が亢進し、食後の食物の排出が早くなりすぎて、食物に含まれる鉄分や葉酸などの栄養素が十分に消化・吸収されずに体外に排出され、貧血を引き起こすことがある。 貧血の症状がある甲状腺機能亢進症患者は、積極的に医師の治療に協力すべきである。