貧血を合併したリウマチ性疾患患者は、状況に応じて、一部は治癒し、一部は長期にわたる経過観察が必要である。 リウマチ性免疫疾患の患者はしばしば貧血を起こす。 1.例えば、病気の活動期に凝固障害や血小板破壊が起こると、出血のリスクが高まり、血便や月経の増加など大量出血による貧血が起こる。 あるいは腸管が侵され、下痢や栄養の吸収不良をきたす免疫疾患では、鉄欠乏性貧血や巨赤芽球性貧血が多く、赤血球の輸血や造血原料の補充で治癒する。 具体的な薬剤としては、ビタミンB12、コハク酸第一鉄などがある。 2.免疫リウマチ性疾患による溶血性貧血や慢性貧血の場合は非常に治りにくいので、原疾患を積極的にコントロールし、プレドニゾンを内服するなど、長期間の経過観察が必要である。 原疾患が進行したり、コントロールが困難な場合は、貧血が治りにくくなる。 具体的な診断と治療は医師の指導のもとに行う。