胃癌に対する全切除吻合術の再発にどう対処するか

吻合部を全切除した胃がんの再発は、状態に応じて外科的切除や化学療法が行われる。 胃カメラ、X線バリウム透視、CTなどで胃がんの再発が確認され、隣接臓器への浸潤があっても切除が可能で、重篤な心機能不全や肺機能不全、重篤な栄養失調、全身転移が除外される場合は、適時、残存胃の全摘術や残存胃の部分切除術を積極的に行う。 切除が不可能な患者に対しては、術後に薬剤ポンプで残胃栄養血管を挿管して術中化学療法を選択的に行うことができ、また、術後に化学療法チューブで腹腔から化学療法を行い、腹部注射を行う人もいるが、これも症例によっては一定の役割を果たすことができる。 切除不能な再発胃癌患者に対しては、創傷治癒後、デジタル画像検査下で、患者の身体状態や忍容性に応じて、化学療法薬(マイトマイシン、ドキソルビシン、シスプラチンなど)を腹腔動脈または左胃動脈に注入することができる。