血清酵素は体内で触媒機能を果たす物質であり、その分布によって血漿特異的酵素と非血漿特異的酵素の2つに分けられる。 1.血漿特異的酵素:血漿中の濃度が非常に高く、トロンビンやリポ蛋白リパーゼなど、そのほとんどが肝臓で合成される。 トロンビンの機能は、生体の内因性または外因性の凝固経路に関与し、フィブリノーゲンをフィブリンに変換して止血の目的を達成することである。 2.非血漿特異的酵素:血漿中の含量は低く、分泌酵素と細胞内代謝酵素に分けられる。 トリプシンなどの外分泌腺からの分泌酵素は血液中で不活性であり、その特異的含量は特定の疾患の指標となる。アミノトランスフェラーゼなどの細胞内代謝酵素は細胞内代謝に関与し、細胞が傷害されると血液中に流入する。 血清酵素は体内の重要な触媒であり、生体の恒常性維持に重要な役割を果たしている。 血清酵素の検査は、医師の指導のもとに標準的な操作を行う必要があり、自己判断は禁物である。