ヘモグロビン電気泳動の結果の読み方

ヘモグロビン電気泳動は主にサラセミア症のスクリーニングと診断に用いられ、電気泳動で検出できる結果と正常値は、HbAが95%、HbA2が1.1~3.2%、HbA3が2~3%である。 これらの上昇と下降は臨床的意義が異なる。 HbAの上昇は、ビタミンB₁₂や葉酸欠乏による巨赤芽球性貧血や、軽い型の造血障害性貧血の一部でみられる。HbAの低下は、鉄欠乏性貧血でみられる。HbFの上昇は、純粋なBグロビン造血障害性貧血、ヘテロ接合性のBグロビン造血障害性貧血、正常な新生児でみられる。 ヘモグロビン電気泳動検査は、ヘモグロビン関連疾患の診断のための重要な臨床手段であり、サラセミア症のスクリーニングや分類に用いることができる。 患者には、報告書の解釈について医療専門家に相談することが勧められる。