フェリチンが1000を超えるとがんになるのか?

フェリチンが1000と高いからといって必ずしも癌とは限らない。 フェリチンは体内に鉄を貯蔵する可溶性組織蛋白で、血漿フェリチン濃度は体内に貯蔵されている鉄に比例する。 基準範囲は男性80~130ng/mL、女性(閉経前)35~55ng/mL、女性(閉経後)50~120ng/mL。 フェリチン1000ng/mLは、フェリチンの増加であり、反復輸血、鉄療法、ヘモグロビン沈着障害などによる過剰な鉄負荷でよくみられる。 また、溶血性貧血、悪性貧血、がん性貧血、原発性肝がん、肝硬変、腎不全や炎症、心筋梗塞の初期などでもみられることがある。 また、胃がん、直腸がん、食道がん、上咽頭がん、乳がんなどに転移がある場合にも増加することがある。 従って、フェリチンが1000ng/mLと高い場合は、必ずしも癌とは限りませんので、医師の指導のもとでさらに検査を充実させ、原因をはっきりさせ、医師の指示に従って治療することが必要です。