甲状腺の3/5を切除し、中心部のリンパクリアランスを行うことの役割とは?

甲状腺の3/5を切除し、中心リンパ節郭清を行う主な目的は、術後の転移や再発を減らすことです。
一般に、甲状腺切除術の際に、切除反対側のリンパ節や気管にある甲状腺リンパ節が腫大していたり、転移の可能性がある場合には、術後に中央部のリンパ節の廓清を行い、転移や再発を予防する必要があります。
また、中心部のリンパ節は甲状腺がんの転移の始発駅であることが多く、転移の可能性が高いため、乳頭がんなど転移・再発の可能性が高い甲状腺がんでは、中心部のリンパ節をきれいにすることで、がん細胞の転移経路を遮断し、術後の再発率を下げることができます。