血圧157mmHgは降圧剤を服用する。 血圧には収縮期血圧と拡張期血圧があり、収縮期血圧は心室収縮の途中で大動脈圧がピークに達した時の血圧で、正常値は100~139mmHg、拡張期血圧は心臓の拡張期末の大動脈圧で、正常値は60~89mmHgである。157mmHgの血圧は、これが収縮期血圧であろうと拡張期血圧であろうと、正常範囲を超えているため、積極的に降圧剤を内服する必要がある。 第一選択は血管変換酵素阻害薬、すなわちACEI、またはアンジオテンシンII受容体拮抗薬、すなわちARBであり、ACEIはエナラプリル、ホシノプリルなどに代表され、ARBはバルサルタン、イルベサルタンなどに代表される。 現在では、ARBと利尿薬の配合剤であるイルベサルタン塩酸塩錠、バルサルタン塩酸塩錠などもある。 心拍数の速い高血圧患者には、メトプロロールやビソプロロールなどのβ遮断薬も選択できる。 降圧薬に加えて、ニフェジピンなどのカルシウム拮抗薬、ヒドロクロロチアジドなどの利尿薬がある。 高血圧患者は循環器専門医の指導のもとで降圧薬を選択し使用することが勧められる。 降圧薬が決まったら、薬の種類や量を変えず、医師の指示に従って服用する。