体内のナトリウムが不足すると、全身の脱力感、吐き気、嘔吐、頭痛、さらには昏睡といった症状が現れる。
体内のナトリウム不足は電解質異常の原因となり、その最も顕著な症状が低ナトリウム血症である。
低ナトリウム血症とは、血清ナトリウム濃度が135mmol/リットル以下に低下した状態を指し、低下の程度によって軽度、中等度、重度に分類される。 軽症とは血中ナトリウムが120mmol/L以上135mmol/L未満、中等症とは110mmol/L以上120mmol/L未満、重症とは100mmol/L未満の低値を指す。
一般に軽度から中等度では、全身の脱力感、手足のしびれ、吐き気、めまい、食べたくない、精神状態があまりよくない、疲れやすい、脱力感などがみられ、場合によっては嘔吐、血圧の不安定、心拍の速さ、目のかすみなどがみられることもあります。
重症の低ナトリウム血症の患者さんでは、いらいらや不安、幻覚、さらには精神症状がみられ、重症の場合は、眠気、あるいは昏睡、ショック、四肢の筋肉の痙攣などがみられる。 低ナトリウム血症は、酸塩基平衡の不均衡、体液の浸透圧の低下、血圧低下、循環不全を引き起こすことがある。
温故知新:体内のナトリウムが不足し、低ナトリウム血症の症状が現れたら、すぐに医師に相談し、医師の指導のもと、積極的に治療に協力すること。