股関節形成不全は一般的に自然治癒することはなく、完治させるためには標準的な治療が必要で、そうでなければ関節炎などの合併症を併発し、手術が難しくなります。 股関節形成不全は小児整形外科でよくみられる疾患で、その原因はまだ解明されておらず、遺伝的、機械的、ホルモン的な要因が関係していると考えられていることがほとんどです。 股関節形成不全は自力で治すことはできず、何も治療をしなければ悪化する一方です。 そのため、診断が確定すれば、生後6ヶ月までの股関節形成不全の子どもはパブリックスリングで治療し、生後7ヶ月から1歳半までの子どもは閉鎖整復後に絆創膏で固定し、1歳半から8歳までの子どもは単純切開・縮小手術などの外科的治療が必要になります。 股関節形成不全は、標準的な治療によってのみ治すことができ、できるだけ早期に治療した方が予後は良好です。 進行すると関節炎などを合併し、手術の難易度が上がり、重症になると健康を害することもあります。