総胆汁酸が高い場合の対処法

妊婦の総胆汁酸高値は妊娠性肝内胆汁うっ滞症に属し、病態の観察、ウルソデオキシコール酸などの内服、補助療法、適時の産科管理が必要である。 1.経過観察:痒みが強く、夜間の安静が不十分な場合は、ジアゼパムなどの鎮静剤を投与し、1~2週間に1回肝機能検査を行い、胆汁酸値を検査し、病気の経過を把握する。 胎児心拍モニター、超音波検査などの手段で胎児の状況を観察し、胎動が減少しているなどの状況があれば、適時に医療機関を受診し、必要な産科治療を受ける。 2.薬物療法:ウルソデオキシコール酸は本疾患の第一選択薬であり、有毒な内因性胆汁酸の代用胆汁酸として作用する。 3.補助療法:デキサメタゾンは胎児の肺の成熟を促進するため、許可されれば産科や新生児科と併用して投与し、グリセライトローションやセチリジンは必要に応じてかゆみを適度に緩和するために使用できる。 4.産科治療:専門医が病状と胎児の状態を総合的に判断し、適切な時期や方法を選択する。 医師の指導の下、薬剤の使用に注意する。