外傷による硝子体混濁の回復に要する期間は、その原因や重症度によって異なります。 硝子体液量に含まれる血液が少量であれば自力で吸収することができ、通常半月以上かかります。 硝子体液中の血液の量が多く、混濁がひどい場合は外科的治療が必要となり、回復には比較的時間がかかり、3ヶ月程度かかることもあります。 硝子体とは、硝子体腔を満たしている眼球内の透明なゲル状物質のことで、硝子体血症や外傷後の異物侵入などが硝子体混濁の原因となります。 眼外傷による硝子体血液貯留は、血液の量が少なく、視力への影響も小さい場合は、通常は自然に吸収されますが、通常は半月以上かかります。具体的な期間は、出血量、出血部位、個々の体調によって決まります。 硝子体内血液の量が多く、吸収されない場合は、状況に応じて硝子体手術を行い、蓄積した血液を除去して視力を改善することができますが、回復に要する時間が長くなり、3ヶ月程度かかることがあります。 眼外傷に伴って異物が硝子体腔内に入り、硝子体混濁を起こした場合は、緊急手術で異物を除去し、混濁した硝子体を切除する必要があります。 眼外傷を受けた患者さんは、速やかに医療機関を受診して状態を把握し、医師の指示に従ってください。