生の乳香・没薬と調製乳香・没薬の違い

生の乳香と没薬の違いは、製乳香と製没薬の方が血液循環を活性化し、瘀血を取り除く効果が高いことである。
乳香は辛・苦・温の性質があり、心・肝・脾の経絡に属し、血液循環を活発にし、痛みを和らげ、腫れを抑え、筋肉を再生させ、打撲、癰腫、潰瘍、胸部麻痺、心臓痛、月経困難症、月経閉塞、また腹部の腫瘤による腹痛、リウマチの麻痺痛、筋攣縮(筋肉の持続的な緊張とこわばり)などを治療する。
ミルラは辛・苦・中性で、心・肝・脾の経絡に属し、瘀血を散じ、腫れを除き、筋肉を再生させ、打撲、癰(一種の毒瘡、体の表面、四肢、内臓に起こる急性の化膿性疾患)、疼痛、潰瘍後長期間塞がらないただれ、また停滞や滞りによる様々な痛みを治療する。
乳香と没薬は一般に調剤に用いるが、血液を活性化させる作用があるため、妊婦や胃腸の弱い人は注意が必要で、使用前に医師に相談すること。