中医学では、腹部膨満感の多くは食滞や気の低下などが関係していると考えている。腹部膨満感を治療する際には、脾を強め、食を除き、気を調整する機能を持つツボ、例えば中消化管や足三里などを選んで押したり捏ねたりするとよい。
1.中脘(ちゅうかん):上腹部、臍の上4寸、正中線上にあるツボで、腹部膨満感、胃痛、吐き気(食欲不振、食事量の減少)などに効果がある。
2.足三里(あしさんり):このツボは下腿の外側、ふくらはぎの鼻から3寸下、脛骨の前方隆起から横指1本分外側、ふくらはぎの鼻と謝渓の間の線上にある。 このツボは消化器疾患の治療によく使われ、胃の蠕動運動を調整する作用があり、消化不良、腹部膨満感や下痢、便秘などを改善する。
また、中国式マッサージの手技では、力を入れすぎず、適度でリズミカルな強さに注意する必要がある。
腹部膨満感のある患者は、専門の医師の指導のもと、通常の病院で治療を受けることをお勧めする。