肛門に便があるのに排便がないのは何が悪いのですか?

肛門に便があるのに排便がないのは、胃腸機能障害、便秘、痔などの原因が考えられます。 1.胃腸機能障害:食生活の乱れ、病的な原因、精神的な要因による胃腸機能障害で、腸の蠕動運動が鈍くなり、直腸や肛門に閉塞感があり、肛門に便があるのに便意がない。 2.便秘:近位結腸から遠位結腸、直腸への腸内容物の移動速度が低下するため、直腸に便が貯留する。 便が長く溜まると便が脱水状態になり、肛門に便が溜まっているのに便意がないという状態になる。 3.痔核:肛門管や直腸下部の静脈叢がうっ血して肥大するため、排便時に痔核が出現し、肛門をふさいで便の排出を妨げ、肛門に便があるのに便意がない現象が起こる。 直腸腫瘍など他の原因も考えられますので、症状が長く続いたり、軽快しない場合は、治療が遅れないよう、早めに病院へ行くことをお勧めします。