病的黄疸は一般に、病的要因によるビリルビン上昇と定義される。 黄疸は一般的な新生児の病態であり、新生児の中には出生後短期間生理的黄疸を呈することがある。 血清総ビリルビン濃度が34.2μmol/Lを超える場合は、病的黄疸の可能性がある。 病的黄疸の一般的な原因は、新生児溶血、新生児感染症、先天性甲状腺機能低下症、新生児肝炎などで、ビリルビンの肝臓での処理に影響を及ぼす排泄障害が起こり、ビリルビンが上昇する。 新生児の血液脳関門はまだ十分に発達していないため、ビリルビンは血液脳関門を通って脳組織に入り込み、放置すると脳神経細胞に障害を起こす。 重症の場合、神経系に不可逆的な損傷を与え、死に至ることさえある。 従って、病的な黄疸が出た場合は、症状を遅らせることのないよう、早めに医師に相談することをお勧めする。