てんかん性自動症はてんかん発作の一形態であり、通常は単独で起こることは少なく、しばしばてんかん性緊張発作を伴って出現したり、意識障害を伴う発作を起こしたりするが、その機序は明らかではない。 異常放電の起始部位や伝達様式が異なるため、てんかん発作の臨床症状は、全般性強直間代発作、強直発作、ミオクロニー発作、オートマチズム、アトニー発作など、複雑で多様である。 自動症はすべて、健忘を伴う意識障害に基づいて起こり、唇を叩く、唇をなめる、飲み込む、噛む、歯を食いしばる、顔をこする、衣服をもてあそぶなどの単純な動作によって現れる。 発作は数秒から数分続くことがあり、短時間で軽度であれば気づかれないこともある。 自動症は複雑部分発作に特有のものではなく、他の発作(例えば、失神発作)でも起こりうる。 自動症が出現する機序は明らかではないが、高次の制御機能が破綻した結果、原始的な自動行動が解放された可能性がある。 自動症が疑われる場合は、病院の神経科を受診して病態を明らかにし、医師の助言のもとに薬の使用を調節することが勧められる。