心血管や脳血管の閉塞は、漢方では「脳卒中」の範疇に属し、滋養陽帰五湯、天麻黄湯、半夏厚朴湯などで治療できる。
気を補い、血液循環を活発にし、膠原病を取り除く作用がある。 脳卒中の気虚と瘀血、片麻痺(片方の手足が自由に動かせない)、口と目の左右非対称、言語、口角の唾液分泌(よだれ)、頻尿や尿量減少の失禁に用いられ、舌が鈍く、苔が白く、脈が遅く微弱である。
2.天麻黄附子細辛湯は、天麻、黄芩、生姜、四川ヒソップ、マザーワート、オウゴン、山梔子、皮弁杜仲、桑黄、茯苓、承気湯からなる。 肝を鎮めて風を消し(肝の機能を調節して内風を取り除く)、熱を晴らして血を活性化し、肝と腎を補う作用がある。
肝陽の亢進と肝風の上方障害(肝が頭部に上方干渉して起こる風)による頭痛、めまい、不眠、舌が赤く毛が黄色い、脈が筋っぽいなどの症状を治療する。
3.蝉霞白焦天麻湯は天麻、蝉霞、橘紅、茯苓、甘草、沢瀉、生姜、大棗からなる。 痰を解し、風を消し、脾を強め、湿を除く作用がある。 主にめまい、頭痛、胸と横隔膜の収縮、吐き気と嘔吐、白く脂っぽい舌苔、滑脈を伴う風痰上亢(風痰邪が頭に侵入する)症候群の治療に用いる。
治療は漢方医の指導の下で、各人の状態に応じて行う必要があり、やみくもに自分で処方を決めないこと。