早期の胃がんでは自覚症状がないこともあるが、進行胃がんでは腹部や中腹部の不快感や痛み、さらには黒色便、嘔吐や吐血、嚥下障害などを呈することもある。 早期胃癌は通常無症状であり、たとえ無症状であっても、その症状は胃癌病変そのものではなく、萎縮性胃炎、機能性ディスペプシア、ヘリコバクター・ピロリ感染などの組み合わせによるものかもしれない。 進行すると、持続的な痛み、吐き気や嘔吐、黒色便、吐血、腹部腫瘤などの症状が現れる。進行胃癌の患者は通常、進行性の栄養不良に陥り、短期間で体重が著しく減少し、貧血や浮腫などの症状が現れる。 さらに、原因不明の食欲不振や疲労が起こる。 以前の胃手術から5年以上経過した腹部不快感、消化不良、不規則な便通、形の悪い便通は胃癌と考えるべきである。