総前立腺特異抗原が4~6ng/mlの間で推移しているのはなぜか?

総前立腺特異抗原が4~6の間を推移している場合、腫瘍の可能性がある。 総前立腺特異抗原の正常値は0~4ng/mlであり、4~10ng/mlの間をうろついている場合は腫瘍の可能性がある。 10ng/mlを超える場合は、前立腺肥大が疑われる。 総前立腺特異抗原(PSA)は、一般に前立腺がんのスクリーニング指標として用いることができるが、PSAの上昇のみをもって悪性腫瘍と診断することはできず、診断の確定には前立腺生検と病理検査が必要である。 というのも、前立腺特異抗原指数の上昇は、前立腺炎または前立腺肥大症によるものである可能性があり、その結果、総前立腺特異抗原指数が上昇するからである。 総前立腺特異抗原が有意に上昇した場合は、前立腺がんの可能性を考慮する必要があるが、診断にはさらなる検査が必要である。 前立腺がんは、この指標だけでは診断できない。