心不全治療で使用される薬剤の種類は年齢とは関係なく、主に長期予後を改善するための強心剤、利尿剤、血管拡張剤、β遮断剤などの薬剤で、30歳でも40歳でも80歳でも薬剤の種類に違いはなく、薬剤を使用する際に考慮するのは患者の年齢ではなく、患者のバイタルサイン、臓器の機能などである。 心不全治療薬としては、ジゴキシンなどの経口強心薬、フロセミド、トラセミドなどの利尿薬、硝酸薬などの血管拡張薬、スピロノラクトンなどの長期予後改善薬、β遮断薬メトプロロール、アンジオテンシン変換酵素阻害薬エナラプリル、テムシアルタンなどのアンジオテンシン受容体拮抗薬、シャクブトラ・バルサルタンなどがある。 これらの薬剤はすべて理論的には80歳の心不全患者でも経口摂取が可能であるが、経口摂取の過程で注意しなければならないのは、血圧、心拍数、肝機能、腎機能、電解質などである。したがって、心不全患者の治療は循環器内科専門医の指導のもとに行う必要があり、循環器内科で定期的に検討する必要がある。