無意識の箸のふるえは、正常な生理的要因によるものと、病的要因によるものがある。
1.生理的要因:過労やストレスなどがあると、無意識に箸が振れることがあるが、特別な治療は必要なく、休養をとれば自然に回復する。
2.病的要因:病的要因としては、一般に甲状腺機能亢進症、特発性振戦などがある。
(1)甲状腺機能亢進症:甲状腺機能亢進症の場合、体内の甲状腺ホルモンが過剰に分泌され、交感神経が興奮し、箸を持つときに不随意に手が震えることがある。
(2)特発性振戦:特発性振戦は神経系の疾患であり、通常は遺伝子の変異により、突然振戦が発症し、箸を持つときに不随意に手が震え、頭部の震えを伴うことがある。
また、パーキンソン病、パーキンソン症候群、慢性アルコール中毒などが原因で、無意識に箸を持つ手が震えることもある。正常な生理的要因を除いて、箸を持つ手が不随意に震える現象が現れたら、適時に病院へ行き、病気の原因をはっきりさせ、正しい治療を行うことをお勧めする。