低体温症の原因とは

低体温症は生理的要因によって引き起こされることもあれば、甲状腺機能低下症や心臓病などの病的要因によって引き起こされると考えられることもある。 1.生理的要因:低温や寒冷な環境に長時間さらされること、寒暖差に対する身体の保護に注意を払わないこと、体熱産生が少なく熱放散が増加すること、などにより低体温症になる。 食事の摂取量が少ない、過度の疲労、悪天候、長時間の冷水への浸水なども低体温症の原因となる。 2.病理学的要因 (1)甲状腺機能低下症:甲状腺機能低下症の患者は、体の代謝が遅いために低体温症を発症することがある。 (2)心臓病:長期の慢性心臓病により、身体への血液供給が不足し、身体の熱産生が低下するため、体温が低くなる。 このほか、脳血管障害、神経性食欲不振症、解熱剤の過剰使用なども低体温の原因となる。 低体温の患者さんには、防寒・保温に注意し、お湯を飲んだり、温かいものを与えたりして、体温を上げるようにします。 体温が上がらない場合は、病院に行って関連する検査を受け、低体温が特定の病気と関係があるかどうかを調べ、原疾患の治療を行う必要がある。