肝気滞(肝の気の流れがスムーズでない状態)は、胸や肋骨の腫れや痛み、イライラ、女性の乳房の腫れや痛み、月経不順などの症状で見られます。治療は肝気を分散させて滞りを解消する(肝の気を分散させて滞りを治療する)ことが基本で、柴胡桂枝乾姜湯が治療の中心となります。 肝気が滞ると(肝の気血の運搬がスムーズにいかず、感情や気持ちが落ち込む)、気の巡りが悪くなり(体内のガスがスムーズに流れなくなる)、胸痛や腹部膨満感、焦りやイライラなどの症状が現れることが多く、肝気滞のある女性は、乳房の腫れや痛み、月経困難症、無月経などの症状が現れることがあります。 肝気滞の漢方治療は、身体の気のメカニズムを整えることで肝気の滞りを解消し、痛みを和らげるという原則に基づき、柴胡朔肝湯の加減で治療します。 柴胡朔肝散は柴胡、陳皮、香附子、川芎、蒼朮からなり、肝気鬱滞症候群を治療する代表的な処方です。 柴胡加竜骨牡蛎湯は、専門の漢方医の指導のもとに正しく使用されるべきもので、上記のような症状がある場合は、医師の指導のもとに治療を受けることをお勧めします。