海龍と海馬はともに、腎を温めて陽気を強め(腎の陽気を温めて調える)、節を散らし、腫れを鎮める(硬いしこりを散らし、膿瘍を取り除く)効果がある。 インポテンツや精子無力症、打撲や怪我、癰や癤(手足や顔にできるただれで、形は小さく、根は深く、爪のように硬い)などによく用いられる。 海龍は虚証の強壮薬で、肝経、腎経に属する。 性質は温性で、味は甘・塩辛い。 インポテンツや精子無力症、打撲や怪我、腹部の障害やしこり(膨満感や痛み)、癰や腫れ物によく用いられる。 海馬は肝腎の経絡に属し、虚証の強壮薬である。 甘・塩・温の性質がある。 腎虚、打撲傷、精子無力症、夜尿症などによく用いられる。 妊娠中の女性、陰虚火旺(体内の陰と精が不足し、火が亢進している)の人、外毒素のある人には注意が必要である。