慢性糸球体腎炎の生存期間は、積極的かつ標準的な治療後、一般的に数年から数十年の間であり、病気の進行速度は個人差が大きく、具体的な生存期間は、腎病態の種類や重症度、腎機能の進行を遅らせるための効果的な対策が講じられているか、適切な治療が行われているか、さまざまな危険因子を回避できているかなどと密接な関係がある。 慢性糸球体腎炎には、チラコイド増殖性糸球体腎炎、巣状分節性糸球体硬化症など、さまざまな腎病理型がみられる。どの病理型も、対応する腎単位で尿細管萎縮や間質線維化を伴い、程度の差はあれ糸球体硬化症へと進行する。 増殖性糸球体腎炎では軽症であれば、数十年生存できる患者もおり、健常人と変わらない患者もいる。巣状分節性糸球体硬化症では重症であれば、患者の生存期間は一般に数年で、すぐに尿毒症に移行する。 慢性糸球体腎炎患者の予後は良好で、生存期間も長く、数十年に達するが、逆に生存期間は短く、数年以内に腎不全で死亡することもある。 慢性糸球体腎炎が尿毒症に進行した場合、血液透析治療によって延命することができる。必要であれば、腎移植も可能である。 慢性糸球体腎炎の患者さんは、病状を長引かせないように、早めに医師に相談し、医師の指示に従って積極的に治療を行うことをお勧めする。