徐脈は、アトロピン、イソプレナリン、サルブタモールなどの薬剤を服用することで上昇させることができるが、これらの薬剤は長期にわたって使用すべきではない。 徐脈の生理的原因では治療の必要はない。
1.アトロピン:M遮断薬であり、迷走神経の心臓に対する抑制作用を解除して心拍数を増加させる。 病的洞結節症候群などの治療に使用される。
2.イソプレナリン:β作動薬で、気管支喘息などの治療に加えて、心拍数の上昇や房室ブロックなどの治療に使用できる。
3.サルブタモール:短時間作用型のβ2アドレナリン作動薬で、心拍数を増加させる作用があるが、臨床的には気管支平滑筋の拡張や呼吸器系疾患の治療に用いられることが多い。
上記3剤は心拍数を増加させる作用があるが、長期間の使用は避けるべきである。 また、スポーツ選手などは一般的に心拍数が低いが、これは正常な現象であり、一般的には治療の必要はない。
慢性的に心拍数が低下している場合は、病院で検査を受け、必要であればペースメーカーを植え込んで治療することができる。