漢方における発汗症候群は、肺守不固、陰虚火病、心血両虚、邪熱蒸散などの4つのタイプに分けられ、対応する治療処方は、玉屏風散、当帰芍薬散、桂枝茯苓丸、竜胆瀉肝湯などである。 漢方における汗症候群とは、汗の排泄異常を主症状とする疾患群を指し、自然発汗(日中に不随意に発汗し、少しの動作で発汗が悪化する)や寝汗(就寝後に異常発汗し、起床後に発汗が止まる)などがある。 1.肺兪が強くない:発汗や風を恐れるなどの症状があり、特に少し仕事をすると疲れやすく、倦怠感があり、色気がなく、風邪をひきやすいなど。 代表的な処方は玉屏風散です。 2.陰虚火亢(体内の陰精が不足し、虚火が亢進する):症状としては、寝汗、または突発性発汗、五心熱(両手両足の心に熱があり、心胸が自己意識する)、すなわち両手両足の心に熱があることを自己意識する、心に熱がある(イライラして不機嫌になる)、頬骨が赤くなる、咽頭や口が乾燥するなどがあります。 代表処方はアンジェリカ六角湯。 3.心血虚(しんけっきょ):寝ているときに汗をかき、起きると汗が止まる、パニックや息切れ、不眠や夢を見る、疲労感(精神的な疲れ、体力低下)、黄色っぽさ(光沢のない黄色っぽい色)などの症状がある。 代表処方は桂脾湯。 4.邪熱気滞:汗が蒸れる、汗がべたつく、衣服が黄色く染まる、顔や目が赤くなる、イライラする、口が苦く乾くなどの症状がある。 代表的な処方は龍田下痢肝湯です。 発汗の治療が必要な場合は、専門の漢方医の指導のもと、通常の病院を受診し、やみくもに自己治療を行わず、病状を悪化させたり、副作用を起こしたりしないようにしましょう。