一般に、血圧値が140/90mmHgの若年者は薬物療法を必要としないが、血圧上昇が持続する場合や他の併存疾患がある場合は薬物療法が必要である。 血圧140/90mmHgは高血圧に分類されるが(米国心臓病学会は2017年に高血圧の診断基準を130/80mmHg以上と提唱)、降圧薬治療の範疇ではない。 降圧薬物療法の対象は 1.高血圧グレード2(収縮期血圧160~179mmHgおよび/または拡張期血圧100~109mmHg)以上の患者。 2.糖尿病を合併した高血圧症、または標的臓器機能障害や合併症を発症した患者。 3.効果的な生活習慣の介入を行っても、血圧が効果的にコントロールされない進行性の血圧上昇のある患者。 血圧の上昇が進行している場合は、時間内に病院を受診し、高血圧症か他の疾患かを確認し、疾患があれば時間内に臨床治療を行う必要がある。