満月顔は、ホルモン剤の長期使用、下垂体性クッシング病、副腎皮質がん、異所性ACTH症候群などでみられる。 1.ホルモン剤の長期使用は、満月顔や水牛背の原因となるため、医師の指導のもと、プレドニンなどのホルモン剤の摂取を控える。 2.下垂体性クッシング病は満月顔を引き起こし、主に正常な体重を維持し、休息、健康的な食事に注意を払う。 また、下垂体病変を摘出する手術を積極的かつ適時に行う。 3.副腎皮質癌はグルココルチコイド値が高く、満月様顔貌の原因となるため、外科的切除を第一選択とし、転移がある場合はブロモクリプチン、メチラポンなどを服用する。 4.異所性ACTH症候群は、肺がんや胸腺がんなどでみられることがあり、腫瘍の外科的切除や、カルバマゼピン、ブロモクリプチンなどのグルココルチコイドホルモンの合成を阻害する薬剤の使用など、原疾患の積極的な治療が必要です。 満月様顔貌は顔面肥満の一種で、病理学的変化に属し、発見されたら、速やかに医師に相談して原因を特定し、医師の治療指導を受ける必要があります。