舌が黒いからといって何かの病気の前兆ということはない。 漢方的には、黒い舌苔は苔を染めることによってできる場合と、体内の寒邪(寒の邪が体内に止まること)や体内の痰湿(痰湿の邪が体内に止まること)などの病気が原因でできる場合がある。 コーラ、桑の実、チョコレートなど、色の濃い食べ物を摂りすぎると、その食べ物に含まれる色素が局所にメラニンを析出させ、黒い舌苔ができやすくなるが、この状態は一般に治療の必要はない。 舌苔が灰黒色で湿り気があり、寒冷症候群のために赤みを帯び、しばしば寒さに対する恐怖、光沢のない白い顔、冷たい手足、長く透明な尿、細い便を伴う。 一般的に使用される独自の漢方薬には梁石薬、扁子利中薬などがある。 寒熱のある患者には適さない。 痰湿内滞のため、舌苔は灰黒色で湿潤し、舌は淡白で、しばしば頭重、胸苦しさ、自己意識的な体の重さ、関節の痛み、残尿感、軟便を伴う。 よく使われる独自の漢方薬には五苓散(ごれいさん)や十全丸(じゅうぜんどうがん)などがある。 なかでも、体力のない人や妊婦は十薬の服用は避けたほうがよい。 また、副作用を避けるため、自己判断で服用しないようにしましょう。