後部硝子体剥離では、飛蚊症、黄斑涙症などの臨床症状がよく見られます。 1.飛蚊症:後部硝子体剥離の最も一般的な臨床症状は飛蚊症で、目の前に飛蚊症のような感覚があり、中には乱視を伴うものもあります。 剥離の程度が悪化すると、時に視力低下などの合併症を起こしたり、ある方向に固定した黒い影が現れたりすることがあります。 2.黄斑部裂孔:硝子体剥離の過程で、強固に癒着した部分の一部に一定の引っ張り力が加わり、網膜周辺部の裂孔や黄斑部裂孔が生じることがあり、視力低下、視野の歪み、眼球の暗い影などの臨床症状を引き起こすことがあります。 後部硝子体剥離のみであれば、通常、特別な治療は必要ありませんが、異常が生じたり、視力に影響が出たりした場合は、早めに医師に相談し、医師の指示に従って対症療法を行うことをお勧めします。