生体弁と機械弁にはそれぞれ長所と短所があり、一概にどちらが優れていると比較することはできない。 1.生体弁:生体弁は65歳以上の患者に適しており、利点は生体弁の方が血栓症に強く、合併症がなければ術後半年程度の抗凝固療法で済むことが多い。 欠点は、生体弁は石灰化しやすく、機械弁に比べて耐用年数が短く、高価であることである。 2.機械式弁:機械式弁は65歳未満の若い患者に適している。 機械式弁の利点は耐用年数が長く、生体弁よりも安価であることである。 欠点は、機械弁は血栓を生じやすいことであり、一般的に術後は生涯にわたる抗凝固療法が必要となる。 患者さんは医療専門家の指導のもと、自分のニーズに合った治療計画を選択することが勧められる。