パニック障害は、一般に漢方では胆と気が弱く、心が弱く臆病になっている状態とされ、酸棗仁や竜骨などの心を落ち着かせる生薬で治療することができる。 酸棗仁は心を養い肝を補い、心を静め心を鎮める作用があり、心悸亢進(心臓の鼓動が早く、パニックを伴うことが多い)、臆病、恐怖、不眠、心肝の陰血不足と心滋養の失調による夢精などに効果があり、酸棗仁に対するアレルギー、皮膚のかゆみ、悪寒・発熱、関節の痛みなどの副作用もある。 竜骨は、恐れを鎮めて心を安定させる(重い性質の薬物を用いて心を安定させる)、肝を鎮めて陽を沈める(肝の陽気が上がりすぎるのを抑制する)、収斂して収斂を固める(収斂を固める)という効能があり、腎虚による恐慌や動悸による心の変調に一定の効果があり、牡蠣と組み合わせることが多い。 竜骨は収斂作用が強く、泌尿器系や便秘の人には禁忌で、不整脈などの副作用がある。 恐怖やパニックを治療する漢方薬には、ナツメの実や竜骨などがあり、他の薬と併用されることが多い。 この薬は漢方医の鑑別を受けてから使用し、自己判断で服用してはならない。