心房細動で70歳まで生きられますか?

一般に、70歳の心房細動患者の生存期間は基礎疾患の重症度によってかなり異なり、数ヵ月から数年である。 心房細動は器質的心疾患、特に高血圧性心疾患、心筋症、慢性肺性心疾患の患者によくみられる臨床的な心房性不整脈である。 生存率は原疾患の重症度とその治療法によって大きく異なる。 重篤な基礎疾患を有する患者では、心房細動が悪性不整脈を誘発し、時間内に救命されなければ突然死することさえある。 また、心房細動は塞栓症、脳塞栓症、末梢動脈塞栓症などを起こしやすいので、リスク評価の上でワルファリンやリバーロキサバンなどの抗凝固薬を使用することが推奨される。 高齢者に発症する原因不明の心房細動については、積極的に原発因子を検索し、医師の指導のもとに内科的治療やインターベンション治療を選択し、生存期間の延長を図る必要がある。