妊娠していない場合のプロゲステロン欠乏は、月経障害、電解質・水分障害、内分泌障害を引き起こし、妊娠中のプロゲステロン欠乏は、易妊娠流産に現れる。 1.非妊娠時:プロゲステロン欠乏症には、月経障害、電解質・水分障害、内分泌障害がある。 (1)プロゲステロンの分泌不足は、子宮内膜の分泌反応を低下させるため、頻発月経を引き起こし、一般に月経周期の短縮として現れる。 (2)プロゲステロンには水分やナトリウムの排泄を促進する作用があり、プロゲステロンが減少すると水分やナトリウムが貯留し、浮腫が形成される。 (3)内分泌障害:プロゲステロンは視床下部に対する負のフィードバック調節作用があり、プロゲステロンが減少すると視床下部からゴナドトロピンの分泌が促進され、内分泌障害を引き起こす。 2.妊娠中:プロゲステロンの欠乏は流産につながる可能性があるため、臨床症状としては閉経後の膣出血や腹痛の症状が現れる。 そのため、プロゲステロンが減少した場合は、早めに病院を受診し、プロゲステロン減少の原因を明らかにし、医師の指導のもと治療を行う必要がある。