顔面神経麻痺の回復には通常どれくらいの時間がかかりますか?

小児の顔面神経麻痺は、炎症や外傷が原因で起こることが多く、通常1ヶ月から1年程度で回復し、重症の場合は永久に回復しないこともあり、個人差も大きい。
1.炎症
(1)中耳乳様突起炎や顔面神経炎(風邪、感染症などによる)などの軽度の末梢性顔面神経麻痺は、通常、積極的な治療を受けると2週間~4週間程度で改善し、1~3ヵ月で回復するが、標準的な治療を受けていない場合は6ヵ月程度で回復することもある。
(2)脳炎などの重篤な疾患による中枢性顔面神経麻痺は、通常、回復までに約6ヵ月~1年、重症の場合はそれ以上かかるか、永続的なものとなる。
2.外傷:顔面神経や中枢神経系の損傷は、ほとんどの場合回復が見込めず、軽快するのみである。 傷害が軽度で積極的に治療すれば、通常6ヵ月程度で基本的に回復するが、傷害が重篤な場合は、長い時間がかかるか、一生残ることもある。
したがって、小児が顔面神経麻痺を発症した場合は、ただちに医療機関を受診し、診断をさらに絞り込んで専門医に相談する必要がある。