小児脳震盪の初期症状は、一過性の意識障害、逆行性健忘、頭痛、めまい、吐き気、嘔吐である。 脳震盪は頭部外傷による脳の一過性の機能障害である。 通常、一過性の意識障害として現れ、その過程は数分から10分程度で、多くは30分以内である。 意識障害から回復した後も、吐き気、嘔吐、頭痛、めまいなどの症状が現れることがある。 また、記憶障害が現れることもあり、患者によっては逆行性健忘、すなわち発症の時期や経過を思い出せなくなることもある。 明確な症状があっても、神経学的検査では明らかな異常が認められないこともあり、頭部CTなどの補助的検査も正常である。 脳震盪が疑われる場合は、適時に医師に相談し、医師の指導のもとで積極的に診断・治療を受ける必要がある。