腰痛や四肢の脱力は腎虚が原因と考えられるが、過労や気虚など原因は多い。
1.腎虚:多くは生まれつきの素質不足(生まれつきの体質と機能低下)、または後天的な感情や情緒の刺激により、長引く病気で腎虚になり、その臨床症状は腰痛、手足の脱力、難聴、耳鳴り、物忘れ、めまい、手足のむくみ、歯の抜けやゆるみなどである。
2.過労:多くは肉体的、精神的、仕事上のプレッシャーによる過消費で、主な症状は背中の痛み、手足の脱力感、不眠、不眠症、食欲不振、精神衛生の欠如、寝汗(入眠後の異常発汗、起床時の発汗停止)などで、めまい、耳鳴り、胸のつかえなどを伴う患者もいる。
3.気虚:多くは先天性の虚弱体質や後天的な食の不摂生、長引く病気が原因で、身体の気血の巡りが悪くなり、十分な潤いが得られず、気虚となる。 主な症状としては、息切れや怠さ、手足の脱力感、背中の痛み、自発性発汗(日中に不随意に汗をかき、ちょっとした動作で発汗が悪化する)、めまい、立ちくらみなどがあり、活動すると悪化します。
また、背中の痛みや手足の脱力感などの症状が出た場合は、腎虚が原因かどうかは定かではないので、病院で検査をして原因をはっきりさせる必要があります。