萎縮を伴う慢性活動性胃炎の対処法

萎縮を伴う慢性活動性胃炎は、食事、ヘリコバクター・ピロリの除菌、薬物療法などに注意する必要がある。 1.食事に注意する:萎縮を伴う慢性活動性胃炎の患者は軽食にし、雑穀粥、新鮮な野菜などの栄養価が高く、消化しやすい食品を多く摂り、硬くてざらざらした食品、辛くて刺激的な食品、漬物、脂っこい食品、消化しにくい食品を避け、同時に、禁煙と禁酒が必要である。 2.ヘリコバクター・ピロリの除菌:萎縮を伴う慢性活動性胃炎の多くはヘリコバクター・ピロリの感染によるもので、プロトンポンプ阻害薬とビスマスの4剤併用療法や2種類の抗生物質を同時に併用することで除菌できる。 3.薬物療法:胃酸が少ない、または全くない患者の中には、消化不良を伴うものがあり、ペプシン配合経口薬を服用することができる。 胆汁の逆流を伴う場合は、ドンペリドンなどの薬剤の消化管動態の促進や、チオ硫酸アルミニウムなどの胃粘膜保護剤の経口投与が可能である。 萎縮を伴う慢性活動性胃炎の場合は、定期的な胃カメラ検査が必要であり、癌の傾向がある場合は、適時外科的治療を行う。 薬は医師の指導のもとに服用すべきである。