後期に胎盤が大きくなることもあります。 子宮体部は妊娠中も大きくなり続け、子宮峡部は軟化し、徐々に伸びて長くなり、薄くなって子宮腔の一部になります。 子宮の下部が伸びるにつれて、胎盤と頸管内膜の距離は長くなり続け、もともと頸管内膜に近い、あるいは頸管内膜まで子宮の下部に付着していた胎盤は、徐々に上昇して正常な胎盤の位置に到達します。 もともとは完全前置胎盤であったものが、辺縁前置胎盤に変化することもあります。 妊娠28週を過ぎると、妊娠月齢が深くなるにつれて、前置胎盤が正常な位置まで移動しにくくなることが分かっているため、妊娠28週以前に胎盤が低い位置にある場合に、超音波検査で前置胎盤と診断します。 また、帝王切開の子宮瘢痕が低いと胎盤の上方移動が妨げられ、前置胎盤の発生率が高くなります。 妊娠中に低置胎盤が発見された場合は、医師に相談し、状況に応じて診断と治療を受ける必要があります。