腹膜透析はヘルニアがあっても行えますが、ヘルニアが悪化したり、ヘルニアが陥入したりする危険性があります。
腹膜透析は慢性腎臓病や急性腎不全の治療法の一つで、腹腔内に腹膜液を導入し、腹膜毛細血管における腹膜と血液の物質交換を利用して余分な水分や代謝老廃物を除去し、塩基を補充する治療法である。
腹膜液が腹腔内に送り込まれると腹腔内圧が上昇し、これが引き金となって腹腔内の臓器がヘルニア袋内に再脱出してしまい、さらにはヘルニア内容物の収納がうまくいかず、脱出不能となることもある。
閉塞ヘルニアの発生は、時に経粘膜漏出や腹膜炎を引き起こし、腹膜透析の継続を妨げたり、透析の適切性に影響を及ぼす。
ヘルニアがある方は、病院の腎臓内科を受診することをお勧めします。そこで医師が状態を総合的に判断し、適切な治療計画を立てます。