艾錐とは、もぐさの綿毛を手または器具で作った錐のことで、その錐を経穴や病巣に置き、点火して灸をすえることを中医学では灸といい、灸は直接灸と間接灸に分けられる。 1.直接灸は皮膚灸とも呼ばれ、ライターの線香の部分に直接もぐさの円錐をのせて点火し、線香でもぐさの円錐に点火して灸をすえる。 もぐさの円錐が完全に燃え尽きると、皮膚は火傷して膿み、治った後に傷跡が残るが、これを傷灸という。 お灸の過程で、艾(もぐさ)の錐体(きりばしら)が燃え尽きず、皮膚に火傷のような痛みがなく、火傷したような状態になることを無痕灸という。 2.間接灸とは、もぐさの円錐と塗布部位の皮膚との間に、特定の薬剤や他の材料で分離して灸を据える方法である。 間隔をあけるために必要な薬剤やその他の材料は、医師の病気の診断によって決定される。 臨床的には、生姜灸、ニンニク灸、塩灸、天花粉灸などがある。 お灸は医師による施術が必要であり、自己判断で施術することは不適切な施術を招き、かえって悪い結果を招くことがある。