IIIB期の低分化胃癌は、通常、手術と化学療法や放射線療法を併用したり、ネオアジュバント化学療法と手術や術後補助化学療法を併用したりするなど、各患者の病態に応じた総合的な治療が行われる。 IIIB期の低分化胃癌は局所進行胃癌に属し、一般的に根治手術が治療の第一選択となり、術後補助化学療法としてオキサリプラチン、チグリオ、カペシタビンなどの化学療法薬を4~6サイクル施行する。 切開手術後に癌が残存している場合は、術後補助放射線治療も必要となる。 腫瘍が大きく根治切除が困難な場合は、まず術前新アジュバント化学療法を3~4サイクル行い、腫瘍の大きさや浸潤の程度を小さくしてから根治切除を行い、術後に術後補助化学療法を行い、術後切開端にがんが残存している場合は術後補助放射線治療が必要となるのが一般的である。 患者さんは医師の指導のもと、ご自身の状況に応じて適切な治療法を選択し、病状を長引かせないよう積極的に治療を受けることをお勧めします。