ハチに刺されたときの対処法

ハチに刺された症例によって異なる方法が用いられ、以下の治療法がある。 1.刺された手足の近位端を緊張させ、15分ごとに1分間弛緩させる。 2.まず毒針を引き抜き、皮膚に毒針がとどまっているかどうかを確認し、発見後すぐに慎重に引き抜く。 方法としては、粘着テープで貼り付けてから剥がすか、ピンセットで棘を引き抜く。 毒腺カプセルが付着したまま皮膚に刺さっている場合は、毒を絞り込んで反応を悪化させないよう、ピンセットでは抜かず、鋭利な針の先やナイフで針と毒腺カプセルを摘み取る。 3.毒を中和する、ハチの毒はほとんど酸性であるため、石鹸水や5%~10%の炭酸水素ナトリウム水溶液で傷口を洗うことができる。スズメバチの毒はアルカリ性であるため、ホウ酸の粉末や酢を使って患部を洗い、湿布することで、局所の症状を抑えることができる。 4.局所の発赤や腫れは、グリセライトローションを外用して炎症を鎮めることができる。発赤や腫れがひどく、水疱や滲出がある場合は、3%ホウ酸溶液を用いて湿布することができる。痛みがひどい場合は、鎮痛剤を適宜使用することができる。 刺された四肢は活動を控え、毒素の吸収を抑えるために氷嚢を当て、冷湿布をする。 5.アナフィラキシーが発生した場合は、救急センターに連絡する際や病院に向かう際に気道を開けておく。 受傷後は落ち着いて、速やかに病院の救急部門に行き、適切な処置を受けてください。